広島が逆転負け 首位阪神と1・5差に拡大 先発左腕・玉村が六回に捕まる

 「阪神3-1広島」(18日、甲子園球場)

 広島が逆転負け。首位・阪神とのゲーム差を1・5に広げられた。

 五回まで無失点だった先発・玉村が1点リードの六回に捕まった。1死二塁で中野に左前打。これを左翼・ファビアンが後逸して同点とされた(記録はファビアンの失策)。なおも1死二塁で森下に勝ち越しの左前適時打。ファビアンのバックホームが高く浮き、打者走者・森下も送球間に二塁へ進塁した。

 続く佐藤輝の右前打で一、三塁となり、新井監督が交代を告げた。左腕は5回1/3を6安打2失点(自責点1)。4日・中日戦以来の2勝目には届かなかった。

 打線は、前回4月20日にプロ初白星を献上した伊原へのリベンジを狙った。四回1死から菊池がチーム初安打を放ち、ファビアンが16戦連続安打となる中前打を放った。打球を見て一走・菊池は三進し、中堅・近本の三塁送球がそれる間にファビアンも二塁へ。ここで末包が右犠飛を放ち、先制点をもぎ取った。

 ただ、その後は本塁が遠かった。六回は2死三塁で末包への2球目に三走・中村奨が本盗を敢行するも、間一髪でタッチアウト。追加点を奪えず、七、八回も相手リリーフ陣の前に無失点に封じられた。

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