悲運の広島・野村 6回3安打無失点の快投も2番手・ターリーが乱調で勝利投手の権利消える

 先発し、投げ込む野村(撮影・田中太一)
 2回、雨が降る中、投げ込む野村(撮影・田中太一)
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 「広島-DeNA」(29日、マツダスタジアム)

 今季初登板初先発となった広島・野村が6回3安打無失点の快投を披露した。

 得点圏に走者を背負ったのは六回の1度だけ。序盤から緩急を巧みに使い分けるベテランらしい投球でDeNA打線を封じ込めた。六回を抑えた後、一塁側ベンチで新井監督から温かいねぎらいを受けて降板となったが、2番手・ターリーが七回、代打・宮崎の犠飛と代打・大和の適時打で同点を許し、昨年8月11日のヤクルト戦以来、322日ぶりとなる今季初勝利は霧散した。

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