広島・新井監督が明言 秋山3番継続 打順変更「考えてない」 6月打率・164も絶対の信頼
広島の新井貴浩監督(46)が26日、秋山を今後も3番で起用することを明言した。6月の月間打率は・164。前カードの巨人3連戦は12打数無安打5三振だったが「(状態が)上がってくるのは時間の問題。信頼している」と力を込めた。
開幕から秋山を全試合「3番」で送り出してきた。打順変更について問われた指揮官は「今のところは考えてない」と言い切った。勝負強く、走者がいない場面ではチャンスメークし、得点を呼び込んできた。レギュラーとしてチームをけん引してきた存在。絶対の信頼がある。
代わりのいない選手でもある。実績はもちろん、日々の練習など、誰よりもひたむきに野球に打ち込む姿がある。
24日の試合後には一人室内へ。復調を目指し、黙々とバットを振り続けたのが印象的だった。試合に出続けながら不調を乗り越えようと取り組む姿は、若手の手本になっている。
「開幕から頑張ってくれて、アキ(秋山)で何試合も勝たせてもらっている。アキが思うような状態じゃない時に、みんなが助けようと思ってる。それがチームプレー」
4番の西川が好調を維持し、デビッドソンら下位打線にもつながりが出てきた。秋山の復調を信じて待つ先に、さらに強いチームがある。





