広島・アンダーソン 5回3失点 ひやり頭部死球もユーモアたっぷりに軽症強調

 「ウエスタン、広島5-4ソフトバンク」(28日、由宇球場)

 広島の新外国人、ドリュー・アンダーソン投手(28)=前レンジャース=が28日、ウエスタン・ソフトバンク戦(由宇)に先発して5回4安打3失点(自責点2)。打席で頭部死球を受けるアクシデントもあったが、大事には至らなかった。

 五回、先頭で打席に入ると相手先発・チャトウッドの3球目が頭部を直撃した。そのままマウンドに歩みを進めて場内は一触即発の空気に包まれたが、両者は握手を交わして“和解”となった。

 途中交代して病院で検査を受けたが、本人は「課題としては今後、打席に立つ際は頭部死球を受けないように、素早くかわす練習が必要かもしれません」と、ユーモアたっぷりに軽症を強調した。

 投球内容は3失点だが、味方の拙守がほとんど。150キロ台の直球には力強さがあり、変化球も操った。「持っている球種を全て織り交ぜ、打者と勝負することができたので満足しています」と納得顔を見せた。

 高2軍監督も「変わらず、ストライク先行で勝負している」と主導権を握った投球を評価。次回登板は未定ながら、アンダーソンは「いつ、1軍から声が掛かってもいいように準備を行いたい」と頼もしかった。

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