カープ床田 佐々岡カーブ習得だ 監督直伝!左腕の先発枠ライバル圧倒へ

 広島・床田寛樹投手(26)は14日、沖縄市で行われる第2次キャンプで佐々岡真司監督(54)直伝のカーブを習得することを誓った。現在、激しい先発ローテ争いのただ中にある左腕。シート打撃、紅白戦で結果を残す中、緩急自在の投球に磨きを掛けて勝ち残る。

 開幕ローテ入りへ向けて床田が取り組むのは“佐々岡カーブ”だ。日南キャンプ中に佐々岡監督から握りを教わったという。一度、浮き上がってから大きく落ちる独特の軌道。現役時代に通算138勝106セーブの偉業を達成した指揮官。その最大の武器だ。

 「僕は(球と親指と人さし指の間が)離れているのですが、佐々岡さんは付けてて。そっちの方がキレも良かった。コントロールはまだまだですけど、動きは良かった。練習していこうかなと思います」

 昨季はシーズン序盤は苦しむも9月に3勝を挙げ、月間MVPを獲得した。さらなる飛躍を目指す今季。玉村、ドラフト2位・森、高橋昂ら左腕の先発枠を競うライバルたちを圧倒するためにも“佐々岡カーブ”は是が非でも習得したいところだ。

 落差の大きい球だけにカウントを取るだけでなく、理想は追い込んでからボール球を振らせることだという。

 「ワンバウンドを崩れながら振らせるのが一番良いかなと」

 握りを教わり、理想の変化をさせることはできた。あとは精度をあげるだけ。

 指揮官直々の指導に床田への期待が表れている。応えるために、開幕ローテはもちろん左腕エースへ充実の沖縄にしてみせる。

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