広島・高橋昂也に復調の兆し!毎回ランナー背負うも粘投!6回3失点

 6回のピンチでマウンドに集まる広島ナイン。中央は汗をぬぐう高橋昂
 粘投を見せた高橋昂
2枚

 「広島1-4ヤクルト」(24日、マツダスタジアム)

 必死に腕を振ったが、報われなかった。先発した高橋昂は6回9安打3失点と粘投も打線の援護に恵まれず、3敗目を喫した。

 結果的に序盤の失点が重くのしかかった。二回2死三塁から古賀の左前適時打で先制点を献上すると三回には「いい球を投げ切れなかった」と、2死一塁から村上に外角直球を捉えられ、左越え2ラン。今季初対戦のヤクルト打線に攻略され、「反省点として入りが探り探りになってしまった」。佐々岡監督は「先制されてあのホームランは防がないといけない。一球の大切さを分かって投げてほしい」と渋面を作った。

 それでも、「最後の方はいい球を投げられた」と左腕。粘りの投球を見せ、五回1死一、三塁では山田を一邪飛、村上を見逃し三振。六回1死一、二塁では古賀を投直に抑えた。全イニングで安打を許しながらも何とか試合をつくった。

 13日のオリックス戦は三回途中8失点でKO。2軍再調整を命じられたが、再昇格して最初のマウンドで復調の兆しは見せた。「点を序盤に取られても粘り強くいけたのは大きな収穫。終盤良かったという点では次につながる投球ができた。反省するところは反省して、粘り強い投球ができたら」。得た経験を糧に次こそは白星をつかむ。

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