広島・大瀬良が3勝目 失点も佐々岡監督は不動「大地以上の投手はいない」

 ヤクルト打線を相手に力投する先発の大瀬良(撮影・立川洋一郎)
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 「広島9-2ヤクルト」(17日、マツダスタジアム)

 広島の大瀬良大地投手が6回7安打5奪三振2失点と粘りの投球でチームの連敗を止め、自身3勝目を手にした。

 毎回のように走者を背負いながら要所を締める。2点を失い、2-5となった六回1死二塁では、古賀と代打・雄平を打ち取り流れを食い止めた。「粘り強く投げた結果、2失点したけど、試合をつくれた」と汗をぬぐった。

 五回を投げ終え、球数は92球。六回は失点しても佐々岡監督はベンチで不動だった。「大地以上の投手はいない」と指揮官。大瀬良は「続投してもらった。監督の思いに応えようと思った」と、思い切り腕を振り抜いた。

 前カードの巨人3連戦で3連敗を喫した。連敗ストップを託された大事な一戦で、大黒柱としての存在感を示した。

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