広島・薮田、救援陣助ける完封で14勝目 仲間を思い「最後まで投げ切れてよかった」

 「中日0-3広島」(8日、ナゴヤドーム)

 広島・薮田和樹投手が、6安打今季2度目の完封で14勝目を挙げた。

 初回に2安打を許しピンチを迎えたが、慌てることはなかった。七、八回も得点圏に走者を背負いながらチーム最多勝男はひるむことはない。終わってみると、スコアボードに「0」を9個並べた。チームを7連勝に導き優勝マジックも「7」とした。

 「よく守っていただいて、アツさん(会沢)にも引っ張っていただいて気持ちいいです。前回の完封よりいい内容でこれたので良かったと思います」

 8月12日・巨人戦でプロ初完封を挙げたが、その内容を上回る堂々の投球を披露した。

 9月負けなしのチームだが、前カードの2位阪神との戦いは中継ぎ陣がフル回転してカード3連勝。移動日なしの試合でナインに疲れがたまっていた。そんな中での完投完封は、大きな意味がある。「できるだけ長いイニングを投げて、中継ぎのみなさんに少しでも休んでもらえるようにと思って入ったので、最後まで投げ切れて良かったです」。開幕当初、中継ぎだった右腕は今や先発の柱となるほどに成長。連覇へのロードを突き進む。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス