広島が阪神に大勝 九里が1勝目 4安打の丸「神ってる」 阪神は能見が誤算

試合に勝利し、ヒップタッチで喜び合う(左から)広島・田中広輔、菊池涼介、天谷宗一郎、鈴木誠也、丸佳浩=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 「広島9-1阪神」(2日、マツダスタジアム)

 広島が15安打9得点で大勝、連勝で開幕カードを勝ち越した。

 広島は初回、田中が左前打で出塁すると、菊池が左翼線へ適時二塁打。さらに3番丸が右前適時打と「タナキクマル」の3連打で2点を先制した。

 阪神は三回、糸井の1号ソロで1点差に詰め寄ったが、能見がピリッとしなかった。直後の三回に1死一、三塁から新井に左中間へ2点適時二塁打を許しリードを広げられた。能見は3回1/34失点で降板した。

 広島は七回に阪神・岩崎を攻め、鈴木の適時打、敵失、堂林の2点適時打などで5点を加え試合を決めた。

 先発の九里は、毎回走者を背負いながら要所を締めて6回1失点で1勝目を挙げた。

 九里は「野手のみなさんがたくさん点を取ってくれて、なるべく点を取られないように必死に投げた中、野手のみなさんがしっかり守ってくれたので、いいゲームを作ることができました」と満足そうに振り返った。

 九里とともにお立ち台に上がった4安打1打点の丸は「最高で~す」と第一声。続けて「しっかりとした準備ができていたので、九里もテンポよく投げてくれていたので、攻撃にいいリズムに乗っていけた」と九里をたたえた。自身の4安打には「神ってるんですかね」と言って笑いをとった。

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