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九里お見事!カープ先発陣の投壊止めた 6回1失点で今季初勝利

 「広島9-1阪神」(2日、マツダスタジアム)

 最後の力を振り絞った。六回2死から梅野を三ゴロに仕留めると、広島・九里亜蓮投手(25)はマウンドを真っ先に駆け下り、引き揚げてくる野手陣をベンチ前で出迎えた。最後に戻ってきたエルドレッドとは笑顔でハイタッチ。その裏の攻撃で代打を出され、交代となった右腕。6回を6安打1失点と、見事な投球で今季初登板初勝利をつかんだ。

 「しっかりと先発としての役割というか、ゲームを作ることを意識してマウンドに上がった。その辺はできたのでよかった」

 毎回走者を背負ったが、要所を締める粘り強い投球を披露。初回には2死から2連続四球を与え、一、二塁のピンチを招いた。だが、焦ることなく続く原口を空振り三振。五回は1死満塁のピンチとなったが、原口を三ゴロ併殺に抑え、無失点で切り抜けた。

 唯一の失点は三回、糸井に浴びたソロ本塁打のみ。「フォアボールやデットボールを出してしまったが、勝負していく中でインコースにしっかりと投げることができた」。強気の攻めで試合の流れを作った。

 開幕戦からジョンソン、岡田と先発投手が試合を作れていなかった。緒方監督は「粘り強く投げてくれたし、攻撃のリズムも作ってくれた。成長したところを見せてくれた」と4年連続の開幕カード勝ち越しに導いた右腕を称賛した。

 1年目の14年以来となる開幕ローテ入り。2年間、つかむことができなかった。「色んな人の意見を聞いて何かのきっかけになればいい」。進化を求め、昨季終了後には、ジョンソンと食事に行き、助言を求めた。「リリースポイントの重要性やマウンドでの心理について教えてもらった」。助っ人左腕から学んだことを胸に刻み、この日の初登板のマウンドに上がった。

 「目の前の試合にしっかり投げることだけを考えて、1年間ローテを守ることにつながればいい」。4年目の今季、ローテの一角としてリーグ連覇に貢献する。

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