栗原、来季こそ打つ!外野守備も覚悟

 「広島ファン感謝デー」(23日、マツダ)

 FA権を行使せず、広島残留を決めた栗原健太内野手(31)が23日、マツダスタジアムで行われたファン感謝デーに参加。ファンの熱い声援を胸に、来季の復活を固く誓った。

 移籍を視野に入れて、権利行使を悩んだ日々が、遠い昔に思える。「ここ2年、僕自身、悔しい思いをしてきた。僕を何とか待ってくれているファンがいる。その方たちのために、来年こそ、1軍でバリバリ打っている姿を見せられたら」。その目は、愛するカープでの完全復活だけを見据えていた。

 昨年5月に右肘を手術。長いリハビリを経て、今季は開幕1軍スタートも、打撃の調子が上向かなかった。5月6日に出場選手登録を抹消され、そのまま2軍でシーズンを終えた。わずか24試合出場で打率・203、0本塁打、4打点。「僕の描くイメージと実際の打撃に差がありすぎた」ことが、長期低迷の原因だった。

 来季も一塁にはキラが入る。球団からは、出場機会を増やすため三塁、外野と複数ポジションをこなす必要性を伝えられている。「頭にはもちろん入れている」と、栗原も覚悟を決めている。

 「立場が厳しいのは分かっていて残った。しっかり行動し、キャンプからアピールして、『やれる』というのを見せないといけない」。元4番は崖っぷちから、再び定位置をつかみに行く。

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