ロッテ・ナバーロ好走塁、遊飛で生還

 「西武2-5ロッテ」(26日、西武プリンスドーム)

 鮮やかな本塁奪取劇だった。ナバーロだ。四回、無死一塁で左中間へ適時二塁打を放って出塁した。

 鈴木の二ゴロでスタートよく三塁へ。続く田村の打球は二塁後方へ上がった。中堅・秋山も前進してきたが、遊撃・金子侑が背走で捕球。三走・ナバーロは「ショートがあの位置にいると投げづらいと思った。センターが捕ったらいかなかった」とタッチアップして本塁へ生還した。

 記録員の判断で「犠飛」にはならず、田村に打数1、打点1の記録が付いた。外野手または外野まで回り込んだ内野手が捕球した場合は犠飛となる。その場合は打数0、打点1。伊東監督は「あの走塁がゲームを決めた。見事だった。足にも結構自信があると言っていた」と目を細めた。

 ナバーロは「たくさん走って疲れたよ」と笑って振り返った。

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