キャンプインを１週間後に控えた矢野虎に衝撃が走った。阪神は２４日、原口文仁捕手（２６）が大腸がんの診断を受けたことを発表した。

　近日中に手術を受け、治療に専念する。

　「病名を聞いた時はさすがに驚き、動揺したのも事実です」

　「今はプロ野球選手という立場でこの病気になった事を自分の使命だとも思えます。同じガン患者の方々、またそのご家族の方々にとって少しでも夢や希望となれるよう精一杯、治療に励みたいと思っています」

　阪神の谷本修球団本部長が２４日、大腸がんを公表した原口文仁捕手（２６）をバックアップすることを約束した。

　「野球に打ち込んでいる姿は素晴らしいものがありますので、そういう姿を野球の神様に見ていてほしい」

　「彼も前向きにやっていこうとしているので、その気持ちに応えられるように」

　広島の赤松真人外野手が２５日、廿日市市の大野練習場での合同自主トレ後、２４日に自身にツイッターで大腸がんであることを公表した阪神・原口文仁捕手に向けてエールを送った。

　赤松は２０１６年１２月末に胃がんを患っていることを公表。翌１７年１月に摘出手術を受けて胃の半分を切除した。