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原口、大腸がん公表 近日中に手術受け闘病へ「早期の実戦復帰を目指します」

 大腸がんが見つかったことを明かした原口
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 キャンプインを1週間後に控えた矢野虎に衝撃が走った。阪神は24日、原口文仁捕手(26)が大腸がんの診断を受けたことを発表した。昨季は代打として打率・404をマークすると同時に、球団のシーズン代打安打記録に並ぶ勝負強い打撃でチームの勝利に貢献。10年目を迎える今季は正捕手争いに意欲を燃やしていた。近日中に手術を受け、治療に専念する。

 23日に発表された阪神1軍キャンプメンバー。そこに原口の名前はなかった。昨季は主に代打として勝負強さを発揮。今季、正捕手の座を狙う男がなぜ…?その理由は『大腸がん』という衝撃的なものだった。

 発見のきっかけは入団10年目を迎えるにあたり昨年末に受けた人間ドック。その後の精密検査を経て、年明けに診断を受けた。原口は24日、自身のツイッターでコメントを発表。「病名を聞いた時はさすがに驚き、動揺したのも事実です」と明かす一方で、「今はプロ野球選手という立場でこの病気になった事を自分の使命だとも思えます。同じガン患者の方々、またそのご家族の方々にとって少しでも夢や希望となれるよう精一杯、治療に励みたいと思っています」と気丈につづった。

 2009年度ドラフト6位で帝京から入団。82試合に出場した昨季は打率・315、2本塁打、19打点。代打としては打率・404をマークし、桧山進次郎氏が持つ球団のシーズン代打安打記録に並ぶ、勝負強い打撃を見せた。

 一方で捕手としてのスタメン出場は9試合。デイリースポーツ制定「2018年猛虎感動大賞奨励賞」を受賞し、昨年12月10日に神戸市内のデイリー本社を訪れた際には、「スタメンで数多く試合に出て、最後までマスクをかぶって勝つことができれば」と元気な姿で正捕手を狙うことを宣言していたが…。

 プロ10年目となる節目のシーズンに向けて、キャンプイン目前での無念の離脱。だが、度重なるけがで一度は育成契約になりながらも、真摯(しんし)に野球と向き合い、はい上がってきた男だ。昨年10月の代打安打記録に並ぶ23本目のヒットは、シーズン中の復帰が絶望視された左手第5中手骨骨折から、わずか21日で戻った打席でのものだった。

 「早期の実戦復帰を目指します。常に前だけを向いて進んでいきます」と原口。不屈の闘志で病に打ち勝ち、再び驚異的な回復力で一日も早くグラウンドに戻ってきてほしい。チームもファンもその時を待っている。

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