谷本球団本部長「一日も早く元気な姿を」 原口の全力バックアップ約束

 阪神の谷本修球団本部長が24日、大腸がんを公表した原口文仁捕手(26)をバックアップすることを約束した。これまで誠実に野球と向き合ってきた原口の9年間を知っているからこそ、悲痛な思いは募る。「野球の神様に見ていてほしい」と祈りを込め、球団としてできる限りのサポートを誓った。

 悔しさは同じだった。病と闘う原口を思い、谷本本部長は「一日も早く元気な姿を見せてほしい」と言葉をつむいだ。

 この日午後、原口本人が自身のツイッターで報告し、球団も原口が大腸がんの診断を受けたと発表した。近日中に手術を受ける予定で、原口本人も早期の実戦復帰に意欲を見せたが、がんの進行度合いや手術方法などの詳細については、同本部長は「個人情報に絡むので、そこは控えたい」とした。

 原口本人もショックを受けた今回の離脱。それはフロントも同じだ。原口は昨季、代打の神様として活躍。球団記録に並ぶシーズン代打安打23をマークするなど勝負強さが光った。何よりその裏には、誰よりも早く球場に足を運び、念入りな準備があった。だからこそ谷本本部長は「野球に打ち込んでいる姿は素晴らしいものがありますので、そういう姿を野球の神様に見ていてほしい」と言葉を続けた。

 当然、戦力として期待していただけに「(離脱は)痛いですよ」と話すが、球団としても立ち止まってはいられない。「彼も前向きにやっていこうとしているので、その気持ちに応えられるように」。あらゆる面のバックアップでサポートし、原口の早期復帰を後押しする。

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