阪神ドラ5の天理大・的場 決死の連投実らず終戦「神宮大会に出られなくて悔しい」
「関西地区大学野球選手権・敗者復活決勝、神戸医療未来大4-0天理大」(3日、GOSANDO南港野球場)
第2代表決定戦1試合が行われ、神戸医療未来大が初の全国大会となる神宮大会出場を決めた。先発したエース・山田悠希投手(4年・山梨学院)が4安打6奪三振完封で大きな1勝へ導いた。早大出身で阪神・岡田彰布オーナー付顧問の先輩でもある高橋広監督(71)の指揮で今季リーグ初優勝を果たした新鋭が、また新たな歴史をつくった。阪神からドラフト5位指名を受けた天理大の的場吏玖投手(4年・大阪電通大高)は連投も実らず神宮出場を逃した。
的場は決死の連投も神宮切符はつかめなかった。2日の関学大戦で3安打完封。112球を投げ抜いたが「しっかり腕を振ろうと思っていたので、あんまり疲れは感じなかった」とこの日もマウンドに立った。
3点を追う六回2死一、二塁から5番手で登板し、ボークでピンチを広げたが見逃し三振に。七回も安打と暴投で2死二塁とされたが、得点は許さなかった。しかし八回、適時二塁打を浴び痛恨の追加点を献上。九回まで投げ、3回1/3を3安打6奪三振1失点だった。試合後は「神宮大会に出られなくて悔しい」と唇をかんだ。
これで大学野球の公式戦が終了した。右腕は「考えて投げることができるようになった」と4年間の成長を振り返った。終わったばかりだが、すでに視線は先に向けられている。「次の舞台は自分もあるので、それに向けてしっかりやっていきたい」。待っているのはプロの世界。「ウエートであったり、体重ももうちょっと増やしたい」と準備を進めていく考えだ。この悔しさは必ず、プロ野球選手として晴らす。
