阪神 島田海吏と豊田寛に戦力外通告 島田は号泣「結果出ない時にも『頑張れ』って」 今後は「正直、半々です」と吐露
阪神は19日、島田海吏外野手(30)と豊田寛外野手(29)に来季の契約を結ばないことを通告した。支配下選手では今オフ初。両選手はあいさつのためSGLを訪れた。
どんな時も寄せられたエールが原動力だった。報道陣に対応した島田は取材の最後、自ら言葉を継いだ。「結果が出ない時にも『頑張れ』とか『応援してるよ』って声をかけてくれたファンの方がたくさんいたので、本当にうれしくて。そういう声は届いていたので…」。そこまで話すと、大粒の涙があふれた。
2017年度ドラフト4位で入団。22年には、いずれもキャリアハイとなる出場123試合、打率・264、21盗塁を記録。快足を武器に代走や守備固めとしても役目を担ってきたが、今季は開幕前の2軍戦で左大腿部の筋損傷を負い、出場5試合にとどまった。今後については「(現役続行を希望するか)正直、半々です」と吐露した。
豊田は2021年度ドラフト6位で入団。昨季は代打で計20打数7安打の打率・350と勝負強さが光った。だが、今春キャンプで死球を受け右手首を骨折。今季は出場4試合に終わった。
「覚悟はしていた。強いタイガースにいられたというのは、今後の財産になると思います」。現役続行を希望しているものの、「まだちょっと迷っている部分もある」と率直な思いを明かした。
志半ばで立たされた人生の岐路。自身と向き合い、それぞれの答えを探していく。
◆島田 海吏(しまだ・かいり)1996年2月6日生まれ、30歳。熊本県出身。176センチ、74キロ。右投げ左打ち。外野手。九州学院から上武大を経て、17年度ドラフト4位で阪神入団。プロ初出場は18年4月1日・巨人戦。22年はキャリアハイの123試合で打率・264、本塁打なし、17打点、21盗塁をマークした。
◆豊田 寛(とよだ・ひろし)1997年4月28日生まれ、神奈川県出身。29歳。178センチ、87キロ。右投げ右打ち。東海大相模では2、3年夏の甲子園に出場し、3年夏は優勝。国際武道大-日立製作所を経て21年度ドラフト6位で阪神入団。
