阪神・高橋遥人 連敗ストップへ決意の先陣「ボールがヘボくても良いのでしっかり勝てるように」17日先発
阪神の高橋遥人投手(30)が16日、甲子園球場で行われた投手指名練習に参加した。現在チームは7連敗中だが、中7日で先発する17日・広島戦(甲子園)での連敗ストップへ、力強い意気込みを示した。相手先発の床田とも一週間ぶりのマッチアップでリベンジの好投を誓った。18日の同戦は大竹耕太郎投手(31)、19日はエース・村上頌樹投手(28)が“鯉キラー”として先発マウンドに立つ。
勝負の7連戦へ。そして大型連敗ストップへ。まずは虎に多くの勝利をもたらしてきたこの男が先陣を切る。「7連戦の最初なので、しっかり試合をつくれるように。たくさん(回を)投げられるように。勝てば何でも良い。勝てるピッチングをしていければ」。チームに垂れ込む悪い空気を払拭する快投が必要だ。
勝利へのカギとなるのは“七回の壁”だ。最も防御率が悪いのは「七回」。今季ここまで七回は10度投げて被打率・340、合計12失点。防御率10・80と鬼門だ。現在、防御率は1・94でリーグ2位。1位の村上とは0・01差だ。失点を防ぎ防御率を良化させれば、最高勝率、最多勝とともにタイトル3部門獲得に手が届く。
前回登板の9日・広島戦(甲子園)でもその傾向が出た。6回1/3を8安打2失点。六回まで無失点も七回に1死一、二塁を招き、降板。後を受けた木下が2者の生還を許すなど、3点を奪われ、勝敗は決した。「終盤こそ、先頭を切るとかが大事になってくる」と意識は持っており、同じ轍(てつ)は踏まない。「先に点はあげないように、という感じですけど、そう思いすぎたら先に結構点を取られるので」と平常心は崩さない。
そして床田とも一週間ぶりのマッチアップとなる。「まあ関係ないかな。また広島だな、という感じぐらい。前回よりも良いピッチングできるように」と静かに闘志を燃やした。
チームは現在7連敗を喫しているが、2位・巨人とは0・5ゲーム差を保って首位に立っている。かねて「連敗、連勝は毎回あること」と気にしない考えだったが、「(考え方は)時と場合で変わる。今回は結構意識していきたいなと思っています」と目の色が違う。「球がヘボかった」と自虐した前回登板から中7日。「ボールがヘボくても良いのでしっかり勝てるように」と吹っ切れた。まずは“コイ退治”から、連勝街道を切り開く。
