【岡義朗氏の眼】阪神 雨天中止は切り替えの一日にできたか 巨人と天王山まで3ゲーム差以上を維持したいのでは

 「DeNA(雨天中止)阪神」(22日、横浜スタジアム)

 試合開始直前からの大雨で阪神の今季13度目中止が決まった。デイリースポーツ評論家の岡義朗氏は、この中止をプラス材料とみている。

  ◇  ◇

 水入りとなったが、阪神にとっては体を休めて気持ちを切り替え、整理する一日にできたのではないか。

 この日は2位の巨人が勝ち、2・5ゲーム差になった。甲子園に戻って首位攻防の天王山まで残り4試合。この期間をいかに戦い、万全で巨人戦を迎えられるか。首脳陣にすれば、できれば3ゲーム以上の差を維持して迎えたいという思いがあるだろう。

 残り試合も少なくなっていく中で、一つのエラーや凡プレー、故障などがチーム成績を左右する。選手としては一層、競争心や責任感を感じ、神経をとがらせる時期でもある。もう一度、自分のやるべきことや技術面を整理して、体調を整える日にしてもらえればいい。

 打線としては、近本の打率が上がってきているのは大きい。阪神のクリーンアップは強固だが、そろって調子を崩すと怖い。しかし今季はここまで、それほど大きなスランプに陥ることなく、3人とも良いバランスで来ている。その上で1、2番のチャンスメークが打線につながりを生んでいる。あとは坂本の好調ぶりが頼もしい。今月6本塁打は予想を大きく超える働きだ。リードで勝利につなげるだけでなく、バットでの貢献はチームの助けになっている。

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