阪神・工藤 安定感を生む心身の成長「何で悪かったか、何で良かったかを考えるように」

 「ヤクルト3-4阪神」(2日、神宮球場)

 4連勝の阪神は、3連投の工藤泰成投手が通算52試合目でプロ初セーブを挙げた。

  ◇  ◇

 守護神への第一歩を踏み出した。昨季は制球面の課題もあり、18登板にとどまっていた中、安定感を手に入れた。

 その理由とは…。工藤はメンタル面の成長を挙げる。「試合の中で感情のコントロールができるように。練習から良いボールがいった時も悪いボールの時も感情の浮き沈みをしないように。何で悪かったか、何で良かったかを考えるようにしています」。昨オフから自身の投球を見つめ直し、冷静に分析してきた。

 ただ、これは工藤にとって苦手な分野だった。「理論的に考えるのはあまり得意じゃない。感覚の中で自分に合うものを見つけるのが一番いい」。分析はしながらも、感覚と照らし合わせて、投げやすいフォームなどを探してきた。探求の先に今の工藤の姿がある。

 食生活にもこだわった。「献立は鶏胸肉などが基本。食べるものには気を使い、タンパク質を中心に脂質を抑えています」。大好きな揚げ物も封印するこだわりっぷりだ。睡眠の質にもこだわり、枕は入寮時から高さを調整して、メーカーにオーダーしたものを使用。全ては野球のため。その思いが結果に表れている。(デイリースポーツ阪神担当・河西俊輔)

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