阪神・大山V撃“ハマスタ男”打率・667 勝利打点100の大台「これからも積み重ねていきたい」
「DeNA1-2阪神」(21日、横浜スタジアム)
サムライブルーの熱狂に負けず劣らず、アウェーとは思えぬほどに黄色く染まった左翼席も沸き返った。この日も横浜に快音を響かせたのは背番号3のバット。阪神・大山が鮮やかなV撃で3連勝をけん引した。“ハマスタ男”の勢いが止まらない。
ハイライトは両軍無得点の三回だ。2死一、二塁のチャンスで、尾形が投じた初球154キロ外角直球を迷いなく振り抜いた。打球は中前へ弾み、二走・中野が先制の生還。交流戦では打率1割台と苦しんだ主砲だったが、ソフトバンクから今季途中に加入した剛腕に対して力負けせず「積極的に打ちに行けましたし、良い結果になって良かったです」とうなずいた。
初回2死一、三塁の好機ではカウント1-2から同じ154キロ直球にバットが空を切り三振に倒れていた。それだけに「初回のチャンスでは凡退してしまったので、何とか得点につなげたいと思っていました」と大山。次の打席ですぐさまリベンジに成功し「それ(直球への対応)ができてなかったというのもあって、2打席目にしっかり修正できたのは良かったと思います」と納得顔だ。
今カード初戦の19日には2打席連発を放つなど3安打4打点と大暴れだった。2戦続けての躍動で、今季の横浜スタジアムでは12打数8安打の打率・667、4本塁打、11打点とキラーっぷりが光る。プロ通算でも打率・310、76打点と相性抜群だ。
打点には強いこだわりを持っている。美しいアーチは最大の魅力だが、重視するのは勝利につながる1点だ。「自分でつくる点もありますけど、内野ゴロで1点とか、そういう場面ってあると思うので、そういうところで1点取ることでチームの流れも変わる」。今季両リーグ最多6犠飛など献身的な姿勢こそ大山の真価とも言える。
この日でプロ通算勝利打点は100になった。「これからも積み重ねていきたい」と殊勲の汗を拭った31歳。連覇という歓喜のゴールを目指し、全力で走り続ける。
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