阪神・佐藤輝 連続三振から変身マルチ 今季初安打&初適時打「とりあえず1本出たんで良かった」新ポーズも披露

 「巨人0-2阪神」(28日、東京ドーム)

 詰まりながらも外野まで持っていける。これが昨季のMVP男の力だ。阪神・佐藤輝明内野手が今季初安打&初適時打。「とりあえず1本出たんでね。今日は良かったなと思います」。自身7打席目での“開幕”。虎の4番が完全に目を覚まし、連覇への1勝をつかんだ。

 まずは1点リードの六回1死。2打席連続三振を喫していたハワードを三度目の正直で捉えた。内角の148キロ直球を振り抜き、右翼へ二塁打。ようやくともした「H」ランプに、塁上では優しくほほ笑んだ。こうなると止まらない。大きな一打は八回に飛び出した。

 1死二塁。まだ1-0とどちらに転んでもおかしくない展開だった。中川の内角速球に詰まりながらも、パワーで右前へ運ぶ。「いいところで回してくれたんで良かったです」。二走の中野を本塁に迎え入れた価値ある今季初打点。開幕2試合で森下、大山とクリーンアップ全員に打点が記録された。

 WBCでの活躍は世界に衝撃を与えたが、帰国後のオープン戦は14打数1安打。開幕戦も鋭い打球はあったが、4打数無安打だった。「多少は違う。しっかりアジャストしたい」と少なからず日本と海外の投手では対応に差が生じる。この2試合は直球に振り遅れる場面もあったが、きっかけをつかむ内角球への反応となった。

 新ポーズも披露した。27日に森下が繰り出していた、戦隊ヒーローの変身時のように左手を上げるしぐさ。名前については「森下に聞いてくれれば」と後輩に丸投げし、森下も「適当っす」と多くを語らず。ただ、昨年末に藤川監督がスローガンにかけて「熱覇ポーズ」の誕生を願っていた。今後、この新アクションが「熱覇ポーズ」として浸透する可能性もある。

 開幕2戦目でのチーム初勝利。やはり、佐藤輝の力が必要だと再認識させた。「また明日も頑張ります」。まだ絶好調でないのは確か。これから状態を上げてくるのも間違いない。今年はどんな打撃を見せてくれるのか。希望にあふれた、マルチ安打だった。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス