阪神 今朝丸ら若手が1軍宜野座組スタート 藤川監督「本気を見ること」連覇へ求める新戦力 春季C振り分け発表
阪神が22日、兵庫県西宮市内のホテルで1、2軍合同のスタッフ会議を開き、春季キャンプのメンバー振り分けを発表した。藤川球児監督(45)は、1軍にあたる宜野座組に高卒2年目の今朝丸裕喜投手(19)や、同3年目の百崎蒼生内野手(20)を初招集。育成の伊藤稜投手(26)、嶋村麟士朗捕手(22)らも抜てきした。新戦力の台頭を求める就任2年目シーズン。若虎に「本気を見ろ」とメッセージを送った。
今年初めて1、2軍の首脳、スタッフが一堂に会した場所で、藤川監督は「いま一度、凡事徹底を。没頭を」と全員に求めた。球団史上初のリーグ連覇に注目が集まる1年。「チームを壊す」とゼロからの再スタートを誓う中、1、2軍のメンバー振り分けも独自色を前面に出した構成になった。
宜野座組にはドラフト2位の谷端(日大)や、新助っ人のルーカス、ラグズデール、ディベイニー。さらに浜田、元山ら新戦力が名を連ねた。「各選手、一人一人にコミットした」中で5年、10年後のチームを描いた。求めたのは若虎の台頭。“新鮮力”として2年目の今朝丸を呼んだ。
「昨年は1年間、球団と自分自身もそうですが、投球間隔、登板間隔をきっちり見てきました。彼はそれを乗り越えてきましたから。次なるステップは具志川では昨年なかった、注目を浴びるようなところで小さなステップを踏んでもらうというところになりますね」
ケガなくルーキーイヤーを過ごし、プロでキャリアを積むエース候補。主力選手が集うグラウンドの熱気を肌で感じ、超満員になるスタンドの景色を目で見てほしい。そんな思いは高卒2年目右腕にだけではない。昨秋キャンプを見て早々と宜野座組スタートを決めた同3年目の百崎や、育成の嶋村に、伊藤稜らも(特に)登用した。「求めるものは」-の問いに即答した。
「本気を見ることじゃないですか。宜野座のファンの方の熱気。20代でやっているような選手たちが打ち込む姿を見て、SGLでは見られなかった、教育ではないところのキャンプを見てもらう。それが本気なわけですから。本気の中でそれを見て、こちらがなんとか必死にその選手たちの歩みになるように見ると」
WBCメンバーに選出された坂本、石井、佐藤、森下は途中でチームを離れる。「非常に難しいキャンプになる」と気を引き締める一方で、主力4人が抜ける期間に「そう思いながら進むことがチームを成長させる」とプラスに捉え、新たな戦力の台頭を待つ。土台を築く2月。目的はただ一つだ。「ファンの方に一番いい景色を見てもらえるようなチームを作る」。ゼロからの再スタートで常勝タイガースを築く。
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