阪神・百崎 目指せ開幕1軍「今年こそ、何としても叶えたい」岩貞のスーツと助言に二十歳感謝の誓い「本当にありがたい」
阪神・百崎蒼生内野手(20)が11日、地元の熊本県菊池市で行われた「菊池市二十歳を祝う集い」に出席し、同じ熊本県出身の岩貞からプレゼントされたスーツを身にまとい、気持ちを新たにした。二十歳の誓いとして掲げたのは「開幕1軍」。火の国・熊本で門出を迎えた勝負の3年目。1軍の舞台に立ち、バットでも“火”を噴かせてみせる。
時折雪がちらつく寒さの中、百崎の心は熱くたぎっていた。岩貞からプレゼントされたスーツに「ストライプがめっちゃかっこいい。本当にありがたい」と笑みがはじけていたが、今季の話になると勝負師の目つきに変わった。「今年こそ、という思いが強い。何としても目標(開幕1軍)をかなえたい」。勝負のシーズンに臨む若虎は同級生との時間を楽しむ笑顔の奥で、静かに闘志を燃やした。
高卒2年目の昨季はファーム79試合で打率・294を記録するなど打撃で成長を示した。8月に死球を顔面に受け、下顎(かがく)骨骨折のアクシデントに見舞われたが、秋季キャンプでアピールに成功。今春キャンプは宜野座組(1軍)でのスタートが内定している。球春到来まで1カ月を切ったが「本当にもっともっとレベルアップしないといけない」と、今月9日から岩貞、伊藤将らとの合同自主トレに参加し、鍛錬の日々を送っている。
1軍で活躍する先輩との時間は“吸収”の連続。特に岩貞から助言された「いろんな引き出しを持った方が良い」という言葉が頭に残っているという。「試合での打ち方、守備での打球への合わせ方。その引き出しをたくさん持って、何を選択するかという話もしていただいた」。時には岩貞自らが打撃投手を務め「細かい部分まで見ていただいて、本当に学ぶことしかない」と、百崎の感謝は尽きない。
旧友と再会したこの日は懐かしい話に花を咲かせ、何度も集合写真を撮影するなど、20歳らしい穏やかな時間を過ごした。13日からは再び岩貞らと自主トレに励む。そして、2月から始まるのは南国でのサバイバル。「(宜野座組でのスタートは)特に気にしていない。僕はキャンプインからアピールしないといけない」と覚悟がにじむ。「今年は良い年にしたい」とつぶやいた百崎。地元の応援を背に「開幕1軍」を勝ち取り、大噴火の1年を目指す。
関連ニュース





