阪神・百崎 ドラ1・立石ら大物新人に負けん!顔面死球を乗り越え「来年は勝負の年」藤川監督も高評価する強打の内野手

 阪神の注目の若手選手を紹介する企画第3回は百崎蒼生内野手(20)を取り上げる。まだ1軍出場はないが、2年目の今季は一時2軍で打率・344を記録するなど高いコンタクト率を発揮し、注目を集めた。だが8月、顔面に死球を受け、下顎骨骨折。手術を受け、懸命なリハビリに励んだ。

 リハビリも一定の成果があった。体重は入院中に一時5キロ減少したが、安芸の秋季キャンプ時には7キロ増加させて、離脱前に比べて2キロ増量して臨んでいた。

 安芸では11月11日に中日との練習試合で約3カ月ぶりに実戦に出場した。試合後に藤川監督が宜野座スタートを明言。指揮官からも高評価を受けた。「来年は勝負の年でもある。1軍で絶対結果を残していかないといけない」と気合十分だ。

 来年は立石、谷端ら、内野の有望株が入団する。燃えないわけがない。「多少なりとも意識はする。自分のやるべきことをやってアピールするところはしていくだけ」と競争に勝つ。

 11月末には今季を振り返り、「いい1年になった。来年につながったら。自分はレベルアップしないといけないと思いますし、体を強くするところから取り組みたい」と体を鍛えて来季へ備える考えを明かした。新人の存在も発奮材料とし、3年目を飛躍の年にする。

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