阪神・畠 移籍後初またぎ2回0封 古巣ファンの大歓声に感謝の力投「『クソ畠』って言われるくらいに頑張りたい」
「巨人11-10阪神」(13日、東京ドーム)
古巣のファンの大歓声を力に変えた。阪神・畠世周投手は2回を1安打無失点。移籍後初の回またぎも動じずに複数イニングを投げきった。
4点リードの五回から登板。先頭の岡本は強い打球を浴びたが、三ゴロ。岸田には初球を捉えられて中前打も、中山を二ゴロ併殺に抑えた。
続く六回もマウンドへ。先頭のリチャードは空振り三振も、浦田に四球を与えた。だが1死一塁で代打・大城卓を二ゴロ併殺。「2イニングを抑えられて良かった。フォアボールは直したいと思います」と反省したが、わずか18球で2イニングを全うした。
今季、現役ドラフトで巨人から移籍し、東京ドームでは初登板。「投げたいです」と向かった志願のマウンドだった。
登板時には両軍ファンから「いいぞ!いいぞ!畠」の大歓声を受けた。「いつも熱い応援ありがとうございます」と感謝しつつ、「『クソ畠』って言われるくらいに頑張りたい」とユーモア交じりにさらなる恩返しを誓った。「与えられたところで100点で帰ってこられるように頑張りたい」。昇格後、無失点を続ける右腕は次戦を見据えた。
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