阪神・藤川監督 マジック点灯お預けもマイペース「毎試合、同じ気持ちで挑む」
「阪神1-0広島」(29日、甲子園球場)
今季2度目の“スミ1勝利”に虎の強さが凝縮されていた。しびれる接戦を制し、後半戦3連勝。阪神・藤川監督は「味方のミスもありながら大竹がしっかり乗り切ってくれて、石井、岩崎につなぐという意味ではチームとしてまた少し強くなるきっかけになるゲームだと思いました」と満足そうにうなずいた。
打線は二回以降、追加点を奪えず、守りでは小幡が2失策。七回無死一塁から熊谷のバント失敗もあった。それでも流れは与えない。ミスをカバーし、最後は絶大な信頼を寄せる石井、岩崎の継投で逃げ切った。
マジック点灯は持ち越しとなったが、将の信念はぶれない。「すべてが初めての経験ですから。毎試合、同じ気持ちで挑むと決めていますから。自分たちのペースで戦っていきたい」。2年ぶりVへ、球児流で突き進む。
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