阪神・湯浅 六回４球で火消し！「いつもより気合は入りました」高橋遥人の白星アシスト 「絶対にランナーはかえさない」
「阪神７－１ＤｅＮＡ」（２７日、甲子園球場）
虎の火消し職人がまたも自らの仕事を果たした。阪神・湯浅京己は緊迫した場面で後続を断ち、先発・高橋の今季初白星の権利を死守した。好投に「良い形で終われたんじゃないかと思います」と手応えを口にした。
六回、高橋が１点を奪われ、なおも２死一、二塁の場面でマウンドに上がった。打席には松尾を迎えた。２球で追い込むと、４球目の直球で空を斬らせた。
自身も国指定の難病「胸椎黄色靱帯骨化症」を患った。長いリハビリをともにしたからこそ、うれしさがこみ上げた。「いつもより気合は入りました。遥人さんの今季初勝利が懸かっている。絶対にランナーはかえさない」と奮起。力のこもった４球で大事なバトンをつないだ。「みんなが任された場所で自分自身の仕事をしている結果。継続していきたい」。快進撃に貢献を続けている。
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