中日-阪神は痛み分け ともに好機逃す 立浪竜は6連勝お預け 11回絶好機も三走カリステが憤死 阪神は12回1死二塁生かせず

 12回、投手交代を告げる岡田監督(撮影・山口登)
 8回、内野安打で同点に追いつき、両手をあげて喜ぶ近本(撮影・田中太一)
 12回、空振り三振に倒れる佐藤輝(撮影・山口登)
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 「中日2-2阪神」(12日、バンテリンドーム)

 両軍譲らず、12回を戦い抜き引き分けた。

 中日は勝てば6連勝&貯金5だったが、お預け。それでも首位は変わらず、2位・DeNAとのゲーム差は1となった。

 先発の柳が好投し、7回2安打無失点。制球良く打たせて取る投球で阪神打線にホームを踏ませなかった。奪三振は2、98球でリリーフ陣に後を託した。だが、八回にセットアッパー勝野が2死二、三塁のピンチを招き、近本の二塁内野安打の間に2者が生還した。

 十一回は中田の安打と相手の失策などで1死三塁の絶好機。だが、上林の正面を突いた三ゴロでカリステが突っ込み、本塁でアウトになりチャンス消えた。

 阪神は十二回1死から熊谷が安打と二盗を決め、チャンスメーク。だが、梅野と小幡が三振に倒れ、リードを奪えなかった。今季初の引き分けで借金2。

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