阪神・岡田監督 乱調青柳にあきれ顔「びっくりするわ」 言及せずもCSローテへ厳しい結果

 
 4回、勝ち越しを許しベンチに下がる青柳(手前)と岡田監督(撮影・吉澤敬太)
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 「横浜DeNAベイスターズ5-3阪神タイガース」(29日、横浜スタジアム)

 怒りを通り越して、なかばあきれ顔だった。4回5安打7四死球4失点で降板した阪神・青柳晃洋投手(29)について、岡田彰布監督(65)は「4回で100球やもんなあ。びっくりするわ」と苦笑いを浮かべた。

 今季DeNAから5勝を挙げている相性の良さを買われて登板機会を与えられた。ポストシーズンの先発枠を狙う青柳自身も期するものがあったはずだ。

 結果は散々なものに終わった。初回2死から佐野と牧に連続四球を与え、首をひねった。宮崎にはカットボールを右中間に運ばれ、あえなく先制点を献上した。2点リードの四回には、四球にけん制悪送球、暴投に加え、3安打を浴びて一挙3失点。この回を投げきったが、四回を終えて110球と球数がかさんだ。7四死球(6四球1死球)は今季最多。指揮官も「もう自滅やんか。何個出したん、フォアボール。7個か。そらあなあ。100球いくやんな」と語るしかなかった。

 CSファイナルSで対戦する可能性のあるDeNAには、5連敗で終わる結果に。「そんなんまだ。それは決まってからや。日にちがあるんやから今からもう、そんなこと思ってたら、頭が持たんわ(笑)」と岡田監督。青柳の今後については言及しなかったが、CSでの先発ローテ入りに向けては厳しい結果となった。

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