阪神 ロハス&アルカンタラついに合流 27日からの中日3連戦デビューあるゾ!

 阪神の新外国人、メル・ロハス・ジュニア外野手(30)=前韓国・KT=と、ラウル・アルカンタラ投手(28)=前韓国・斗山=が2週間の隔離期間を終え、早ければ20日のファーム・鳴尾浜での練習からチームに合流することが17日、分かった。首位快走中のチームの勢いを、さらに加速させる要因となり得る助っ人2人の加入。これ以上、強くなったらホンマに優勝してまうで!!

 争奪戦の上に獲得した投打の新助っ人が、いよいよベールを脱ぐ。4日に来日したロハス、アルカンタラが週明けに2週間の隔離期間を満了。早ければ20日にもチームに合流し、練習を開始する。

 井上ヘッドコーチが「まずは2軍の方に合流させて。僕らがちょうど東京ドームに行っちゃってるんで、見に行くというのはできないけど」と明かすように、ファームの鳴尾浜で始動する予定だ。

 気になる1軍での試合出場時期はいつ頃になるのか。矢野監督は具体的な日程こそ明言しなかったが、「ロハスの方が早いとは思う。ピッチャーはどうしても調整の時間がいるんでね」と話した。そして「体もある程度というか、だいぶできていると思う。あとはスパイクを履いて、試合の感覚っていうのを、多少やっぱり合わせていく時間は必要かな」と、それほど時間がかからないと見通す。

 まずは鳴尾浜で練習し、ロハスは日程的に来週末の鳴尾浜での練習試合2連戦(24日・Honda鈴鹿、25日・カナフレックス)で実戦デビューする可能性がある。その上で調整が順調に進めば、27日からの1軍の中日3連戦(バンテリン)中のデビューもありえそうだ。

 現在外国人は野手がサンズ、マルテ、投手がガンケル、スアレスの4人を1軍に登録している。5人登録が可能な外国人枠は1つ空いており、まずはロハスを登録して野手3人態勢が濃厚だ。

 その後は先発のガンケル、チェン、アルカンタラの調子を見ながら、日本人投手が先発する日はベンチ入り4人枠を野手3人とスアレスで埋め、助っ人先発日は野手の1人を外す形が予想される。

 昨季の韓国リーグMVP打者と最多勝投手が加わり「外国人選手同士のレギュラー争い、枠争いが起こってくる。それはいい悩みとして、その時々に判断する」と矢野監督。16年ぶりVへ、さらに戦力を充実させていく。

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