阪神・斎藤5回4安打3失点 立ち上がり安定も四回以降制球乱す

1回広島無死、広島・羽月の打球を指さす阪神・斎藤友貴哉=甲子園(撮影・高部洋祐)
力投する阪神・斎藤友貴哉=甲子園(撮影・高部洋祐)
力投する阪神・斎藤友貴哉=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「オープン戦、阪神-広島」(10日、甲子園球場)

 開幕ローテ入りを目指す阪神・斎藤友貴哉投手が先発し、5回4安打3失点で降板。力強い直球を見せるも、制球面に課題を残した。

 立ち上がりは安定感抜群だった。初回、先頭の羽月を二ゴロに仕留めると、続く田中、西川は三振。二回は、味方の失策で走者を背負うも後続を抑えて無失点で切り抜けた。

 制球が乱れたのは、四回だ。1死から西川を四球で歩かせると、松山には左前打。続く林に死球を与え満塁となった。迎えた6番・大盛には高めに浮いた直球を右前にはじき返されて2点を失った。

 1点リードの五回は、失策絡みで1死二塁のピンチを背負うと、西川に同点となる中前適時打。その後は、後続を抑えて勝ち越しは許さなかった。

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