阪神が今季4度目の2桁得点で大勝 糸井が猛打賞 ボーア3打席連続適時打

阪神・西勇輝(中央)は試合を締めた阪神・岩貞祐太を迎える=京セラドーム大阪(撮影・山口登)
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 「阪神10-2広島」(15日、京セラドーム大阪)

 阪神が今季4度目の二桁得点で大勝した。6試合ぶりのスタメン復帰となった糸井が猛打賞、ボーアは来日初の3打席連続適時打、さらにサンズがダメ押しとなる9号2ランと奮闘。投げては、先発の西勇が8回を投げて4安打2失点と粘り強い投球で、3勝目を手にした。

 初回から打線が奮起した。1死走者なしで6試合ぶりにスタメン復帰した糸井が右中間への三塁打で出塁。好機でサンズに打線が巡ってきた。広島先発・大瀬良の直球をフルスイング。打球は右腕の左足に直撃し、右翼方向へ転がった。先制の適時二塁打。2死二塁では、ボーアが中前適時打を放ち、2点目を奪った。

 1点リードの三回も糸井から攻撃の流れが生まれた。1死走者なしから左前打で出塁。1死一、二塁からはボーアが右前へはじき返す適時打で追加点を奪った。

 勢いは止まらない。五回は先頭の近本が三塁線を破る二塁打でチャンスメーク。続く糸井はこの日、3安打目となる中前適時打を放ち、6月21日の巨人戦(東京ドーム)以来となる今季2度目の猛打賞をマークした。

 さらに、1死一、二塁ではボーアもこの試合3本目のタイムリーとなる右前適時打。7月15日のヤクルト戦(神宮)以来となる猛打賞で応戦した。

 さらに得点を重ねる。4点リードの六回2死二塁。サンズが2番手・菊池保が投じた初球、外角寄りの直球を捉えた。逆らわずにはじき返した打球は低い弾道で右中間席に到達。12日のDeNA戦(横浜)以来となる一発で大きくリードを広げた。

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