阪神・矢野監督、完封負けから一転打線爆発に「中心打者が打てばこういう試合に」

 6回、高山の犠飛で生還した植田(左)を迎える矢野監督(撮影・高部洋祐)
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 「阪神10-2広島」(15日、京セラドーム大阪)

 阪神が今季4度目の二桁得点で大勝した。6試合ぶりのスタメン復帰となった糸井が猛打賞、ボーアは来日初の3打席連続適時打、さらにサンズがダメ押しとなる9号2ランを放つなど2安打3打点と主軸がきっちりと仕事を果たした。

 矢野監督は試合後、「立ち上がり、初回に1点じゃなくて2点取れて流れもよかったし、そこでホッとしないで中押し、ダメ押しと、いい流れでできました」と理想的な展開を振り返った。

 前日14日は、広島のドラフト1位ルーキー・森下にわずか2安打に抑え込まれて屈辱の完封負け。一夜明けての打線爆発とあって、「やっぱり、中心のかえすところのバッターが打ってくれるとこういう試合になる。その前の嘉男(糸井)もね、久しぶりのスタメンですけど、3本打って、そういうつながりというところでもよかった」と指揮官は満足そうな表情を見せていた。

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