「セＣＳファイナルＳ・第４戦、巨人－阪神」（１３日、東京ドーム）

　阪神のピアース・ジョンソン投手（２８）が、ベンチ入りメンバーから外れた。

　夫人の出産に立ち会うため、５日に帰国していたジョンソンは１１日に再来日。本人の強い希望で同日夕方に到着後、すぐにユニホームに着替えて球場に直行。劇的勝利を最後までベンチ裏で見届けた。「自分がいない間、素晴らしい戦いをしてくれて、ここまで残ってくれた」。チームメートに感謝し、第４戦以降に“恩返し”を誓っていた。

　この日はキャッチボールなどで調整。時差ボケや、帰国中の調整が不安視されていたが、前日１２日とこの日の状態を見極めた上で、最終的にベンチ入りの登録は見送られた。