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矢野監督、FA西へ「納得いくまで熟考して」 無期限で吉報待つ!

 ティーショットの順番を待つ矢野監督(撮影・高部洋祐)
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 阪神・矢野燿大監督(49)が28日、神戸市の有馬ロイヤルゴルフクラブで行われた「タイガース杯(オーナー杯)ゴルフ」に参加。オリックスからFA宣言した西勇輝投手(28)に対して、自らの口では初めて無期限で決断を待つスタンスを話した。西はこの日、一部で阪神入り決断と報じられたことを自身の公式ブログで否定。決断まで熟考を続けることに矢野監督も理解を示し、納得がいくまで考えた上での「吉報」を待ち続ける。

 思いは募っていても、返事を急がせることはない。悩むだけ悩んでくれればいい。その上で、タテジマを選んでくれれば最高だ。矢野監督は、西の決断を信じて待ち続ける。

 「こうやって権利を得て、やっぱり上本もそうやけど悩むっていうのは当たり前だから。それを俺らが早くしろとかは言えるあれじゃないから。悩むだけ悩んでしっかり考えた方がとは思うけどね」

 阪神はこれまで、西と2度にわたって「極秘交渉」を行った。「俺らはそう(早く決めて欲しいと)思うけど向こうは悩むから。入る時は俺らは自由がなくて。逆指名みたいな時代もあったけど基本的にみんな、入る時は入りたいと言ったとこに入れるわけじゃない」。ようやく得られた権利だ。西の胸中を察し、理解を示した。

 人生の岐路に立つだけに、悩むのは当然のこと。「こっちは(期限を)設けるあれがないしさ。納得いくまで熟考してもらったら。それが選手側の立場の考えやから」。焦りはない。だからこそ、これまでの球団としてのスタンスと同じように、期限を設けることなく決断を待つ。

 この日、西は阪神入りを決断したと一部で報じられたことに、自ら公式ブログで言及。「今朝の一部報道について、僕から説明させていただきます。まず、現時点で決断していることは何一つありません」と否定した。矢野監督も「俺は何も知らない」と話し、西から決断を告げる連絡は届いていない状況だ。

 1度目の交渉を行ったのが16日で、24日の2度目の交渉から変化はないまま。いずれにしてもまだ熟考中という事実が、阪神として前を向ける材料だ。条件面ではソフトバンクに劣ると見られる中、阪神サイドは交渉で西に熱意を伝え続け、西自身も「非常に熱意を感じましたし」と振り返っている。

 無期限で待った上でいい知らせが届けばいいか、と問われると、矢野監督は「もちろん、もちろん」と力強くうなずいた。泰然自若で決断を待つ姿勢も、熱意であり、「ラブコール」でもある。思いが伝わり、成就することを願い続けるだけだ。

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