青柳、悔しさにじませ100万ダウン 「0からリセット」

ダウン提示にサインし、会見する阪神・青柳晃洋=阪神球団事務所(撮影・高部洋祐)
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 阪神の青柳晃洋投手(24)が22日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1300万円から、100万減の、年俸1200万円でサインした。(金額は推定)

 今季は苦しい1年となった。宜野座キャンプ中に安芸行きを言い渡され、開幕スタートは2軍に。1軍昇格をつかんだのは、終盤の9月2日だった。それでも同日のDeNA戦(甲子園)に先発すると、5回3分の1を投げ3失点。今季初白星を挙げた。1軍での登板は3年間で最も少ない4試合にとどまり、防御率3・32。1勝1敗に終わった。

 また好投アピールを続けてきた2軍戦では、6月24日のヤクルト戦から驚異の6連勝。8勝(2敗)で、ウエスタン最多勝勝利投手賞を獲得していた。

 率直に「悔しい1年でした」と思いを吐露。才木や望月らの台頭もあり、「年下選手が活躍してさらに悔しかったです」と続けた。最後1カ月間での4度の登板で、2軍時代での奮闘を示した青柳。それでも会見中に、笑みはない。「1カ月で4試合、ほとんど投げていない感覚です。また1から…。0からリセットして来年に入っていきたい」と、来季への逆襲を誓った。

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