北條「若林忠志賞」を受賞 入団年から母子医療センター訪問
阪神の北條史也内野手(24)が21日、大阪市内で行われた2018年度阪神タイガース納会式で「若林忠志賞」を受賞した。
入団年から毎年オフに、障害児入所施設や母子医療施設などの訪問といった社会貢献活動を行ってきたことが評価された。
揚塩社長から表彰を受けると、壇上で「毎年行っている母子医療センターは僕の地元にあります。みんな喜んでくれたり笑顔を見せてくれたり…。しっかり活躍して、元気や勇気を与えられたらと思っています」とあいさつ。続けて「今後も社会貢献活動をして、この賞に恥じないようにしたい」と締めくくった。
北條は「左肩の亜脱臼」からリハビリ中。この日も鳴尾浜では、遊撃でノックを受けるなど順調だ。今季は62試合に出場し、打率・322と好成績を残していた。
同賞は継続的に社会貢献活動やファンサービス活動に取り組む選手を表彰する制度で、球団OBの若林忠志氏の功績をたたえて命名、2011年に創設された。