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揚塩球団社長謝罪 金本監督事実上の解任に「申し訳ない」

 記者に囲まれながら帰阪する揚塩球団社長(中央)
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 阪神の揚塩健治球団社長(57)が14日、西宮市内の球団事務所で矢野燿大2軍監督(49)と就任交渉を行い、金本知憲監督(50)が辞任した経緯を説明し、謝罪した。“事実上の解任”であったことを認める形で、矢野2軍監督に要請受諾への熱意を伝えた揚塩社長。15日の最終回答は「何とかいいお答えをお待ちするとしか言いようがない」と憔悴(しょうすい)しきった表情で語った。

 “事実上の解任”と報じられている金本監督辞任の経緯について、揚塩球団社長は“真実”を矢野2軍監督に伝えた。そして頭を下げた。内容は明らかになっていないが「きっちりと説明もし、謝罪もいたしました」と憔悴しきった表情で報道陣に語った。

 本拠地最終戦となった10日のDeNA戦後、今季から3年契約を結んでいた金本監督に対し、辞任を求めたと言われている。球団No.2の谷本球団本部長らは2019年シーズンに向けて組閣作業を進める中で起こった、事実上の解任劇。金本監督は志半ばで道を断たれ、FAや外国人補強の調査はすべてストップしてしまった。

 さらに1、2軍の全コーチに対しては来季も契約する旨を通達していた。矢野2軍監督自身も来季、1軍ヘッドコーチの要請を受け、受諾する意向を谷本本部長へ伝えていた。揚塩社長は「ともに戦いましょう」と昨年11月の秋季キャンプで首脳陣、選手に現場とフロントの結束を訴えていただけに、チームに大きな不信感が渦巻くのは必然だ。

 一連の騒動の経緯を説明し、謝罪した際に矢野監督からは「特にそれに対してのコメントはなかったです」と明かした揚塩球団社長。17年ぶりに転落した最下位からのチーム再建を託すには、現場とフロントが一体にならなければならない。真実を伝え謝罪することが、フロントの現場に対する一番の誠意だと言える。

 約1時間の交渉。受諾の手応えについては「何とかいいお答えをお待ちするとしか言いようがないですね」と言った。契約年数は長期になるかという問いに「はい。ちょっと今の段階では何も言えません。ご容赦ください」と多くを語らなかった。危機的状況の虎を救うため、1軍監督への就任を要請した揚塩球団社長。その思いと誠意が届いたか否かは-。すべて15日に判明する。

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