メッセ、27日復帰 14連戦フル回転 最多3度登板も

 頼もしいエースが帰ってくる。右肩のコンディション不良などで戦列を離れていた阪神のランディ・メッセンジャー投手(37)が、27日・DeNA戦(甲子園)で復帰登板することが25日、決まった。金本知憲監督(50)は26日からの14連戦中に最多で3度の登板も示唆し、右腕も応える覚悟を示した。この日は甲子園室内で行われた投手指名練習に参加した。

 甲子園の室内で黙々と汗を流した。右肩のコンディション不良などで戦列を離れているメッセンジャー。万全の状態に整えたエースがついに復帰する。CS進出がかかった終盤戦。大黒柱としての決意を語った。

 「チームの状況がどうであれ、自分としては早く投げたいという気持ちだった。自分の仕事は投げること。リハビリだけしていても退屈なので、早く投げたいなという気持ちはずっと持っていたよ」

 12日に出場選手登録を抹消されてから約10日間。戦力として再びチームに合流することを目指し、懸命にコンディションを整えた。23日には香田、金村投手コーチの前で抹消後初めてブルペン入りし、現状を報告。実戦へGOサインが出た。

 復帰マウンドは27日のDeNA戦(甲子園)だ。2軍での調整登板なしの“ぶっつけ本番”となるが「1カ月とか長期的に空いたわけではないので問題ない」と不安がないことを強調した。

 ポストシーズン進出へ欠かせない右腕の力。金本監督は「14連戦の中で2回、いや3回行けるんかな。詰めれば3回か。ちょっと分からんけど、2回、3回、行けたら行ってもらうし」とフル回転を期待している。

 27日のDeNA戦に登板後は中5日で3日・広島戦、そして9日・巨人戦での先発が予想される。メッセンジャー自身も「自分としても3試合くらい行けたらいいなと思う」と指揮官の要望に応える姿勢を示した。

 残り14試合。日米通算100勝にも王手をかけた助っ人が、全力でラストスパートをかける。

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