西岡チーム1号の先制2ラン 金本監督「経験値違う」と絶賛

 「阪神紅白戦、紅組2-4白組」(7日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

 阪神の西岡剛内野手(33)が、チーム1号を放った。白組の「1番・遊撃」で先発出場。ハイライトは二回の第2打席だ。2死一塁で迎えた場面。期待の2年目右腕・才木から、右翼越えに先制の2ランだ。

 1ストライクからの2球目。内角低めに制球された105キロのカーブをフルスイングした。打たれた若虎が「一流の打者。あんなにきれいに待たれたのは初めてです」と振り返った1本。金本監督も「経験値も違う。対応力もあるから実績を残した」と絶賛した。

 2016年7月20日の巨人戦で左アキレス腱を断裂。1年以上もの期間をリハビリに費やし、昨秋のキャンプも若手に交じって参加した。片岡ヘッド兼打撃コーチが言う。「秋から練習をやってきた証しだね。初めて投手と対戦して変化球をあんなふうに打った。最高のスタートです」。首脳陣の賛辞は尽きない。

 初回はフルカウントから四球を選び、第3打席では中堅に大きな飛球を放った。4打席目は中前打でマルチ発進。守りでも2度の守備機会で軽快な動きを見せた。「また明日から頑張ります」。試合後は言葉少なに前を向いた。ゼロからのスタートと位置付ける16年目シーズン。1番・遊撃が固まれば、チームの大きなピースになる。

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