秋山開幕ローテ当確 4度目好投に香田C「5番目か6番目で投げてもらう」

 「オープン戦、阪神3-2ロッテ」(8日、甲子園球場)

 阪神・秋山拓巳投手(25)の初の開幕ローテ入りが当確した。味方のエラーで得点を許したが、それ以外は粘り強い投球を見せ、5回を2安打1失点(自責点は0)。プロ入り8年目のシーズンでつかんだ栄光の座。思うような活躍ができなかったこれまでの悔しさをバネに、今年はマウンドで大暴れする。

 8年目にして大輪の花が咲き乱れるか-。決死の覚悟が実を結びつつある。開幕先発ローテ入りの当確。秋山の好投が光った。5回2安打1失点(自責0)。「毎年、大事なところで負けてきた。今はいい状態で臨めている」。絶好調右腕が、大事な一戦でアピールに成功した。

 打たれた安打は2本ながら、味方のミスに足を引っ張られ、走者を背負う厳しい状況が続いた。それでも右腕の投球は変わらない。「セット(ポジション)になってからもコントロールできた。インコースとか、コースに投げ分けられて追い込むまでの配球がよかった」。コーナーをしっかりと突く思い通りの投球で、ピンチの芽を摘んでいった。

 唯一の失点は五回だった。1死から鳥谷の失策で出塁を許す。加藤を左飛に打ち取り、2死一塁としたが、続く中村の放った飛球を高山が落としてしまった。その間に一走がホームに生還。秋山にとって今年登板した実戦15イニング目での初失点だった。

 不運な失点だったが、その後は冷静に抑え、5回を投げきった。金本監督は好調な右腕に「ローテ?近づいてきたように感じる」と明言。さらに香田投手コーチも「技術的にも上がってきているし、ずいぶん成長している。よほどのことがない限り、5番目か6番目で投げてもらうと思う。結果を残してくれているしね」とコンディションを維持さえすれば、開幕ローテ入りさせる方針だ。

 「今年は」-。実戦登板後、秋山が毎回発する言葉だ。これまではオフシーズンから調子を上げてアピールしようとしても続かず、ローテ定着への道は険しかった。しかし今年はひと味違う。「1年間、投げ切れるように」。当確ランプが点灯した今、悔しさを味わった7年間を目先の1年にぶつける。全身全霊で挑む右腕の勝負はこれからが本番だ。

 開幕へ準備は怠らない。「気を引き締めて、向上心を持ってやっていく」。26歳となる今シーズン。フル回転し、V奪回の“使命”を背負う。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス