「高次元でBDに関わりたい」朝倉未来をブチギレさせた元ギャング総長 戦い渋っていた理由を説明「俺もビジネスマンだから」

 総合格闘家の朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の第18回大会に向けたオーディションで、朝倉を激怒させて話題となった関東最大級ギャング元総長の田中雄士が10日に公開された朝倉海のYouTubeチャンネルに登場。騒動直後の様子が公開された。

 収録が一時中断となり、一度控室へ。海から「ちょっと口論になってましたけど。僕らとしては試合するところを見たい」と声をかけられると、田中は試合を渋っていた理由について「すげぇ分かるよ、気持ちは。言ったとおりなんだけど。練習して1カ月潰れて。俺もビジネスマンだから。喧嘩とかじゃなく高次元でブレイキングダウンの関わりたい。海くんとか未来くんのことはもちろん凄いリスペクトしてるし、BDがすげえいいコンテンツだって分かってるから俺も出てるわけ。だから高次元で付き合いしたいから」と説明。そして「そっちのジムでガチスパーとかやってもいいけどね。練習するのが嫌なわけ」と語った。

 海から「(実業家で会社の社長の)萩原(裕介)さんがだったらお互い立場的なリスクがある。萩原さんが言ったとおり、お互いリスク背負って戦うのがいいんじゃないって。そういう意味では凄いいいカード」と説得されると、「萩原裕介に関しては海くんとか視聴者の気持ちも理解できるから」とうなずき、その後、朝倉に謝罪し、来年3月名古屋での萩原との対戦を受諾した。

 12月5日に公開された動画で、朝倉が千葉喧嘩自慢の監督で、関東最大級ギャング元総長の田中雄士にブチギレする姿が反響を呼んだ。自身のジムの選手の試合を求め、自身と元アウトサイダーの萩原裕介との試合については「頭に入れとくよ」と濁し続ける田中に朝倉が次第にイライラ。「次の試合でやってもらいます?じゃあBD18で」と要求したが、田中は「俺、さっき言ったけど、自分自身としか闘ってないし、自分のジムのやつら出したい」と訴え、朝倉は「俺も正直知らなくて、視聴者も知らない中でめっちゃ偉そうになんか闘わせようとしてくる人がきたなって思ってて」と不快感を示した。すると田中が「だったらよ、未来君のチャンネルでガチスパーならしてやるよ。練習すんのめんどくせぇんだよ」と話し、朝倉は「え?俺と?」と苦笑い。田中が「未来と闘っても面白くねぇ。お前が勝つに決まってるじゃねぇかよ。それか別に、俺に喧嘩売りてぇんだったらプライベートで喧嘩売ってこい。へこましてやるからよ、お前ら全員よ」とイラついたように言い放つと、朝倉の逆鱗に触れ「俺の?どうやってへこますの?じゃあやれよ。やってみろよって言ってんだ」とまくしたて、田中は「楽しみにしとけ」と一触即発ムードに。朝倉は「うさんくさいインチキやろうなんじゃないの?コイツ。誰か見たことあんの?」「自分となんかみんな闘ってんだよ」と吐き捨てた。

 田中は目の前にあった物を蹴り上げ、「いい加減にしとけよ。誰に口聞いてんだよ」と言い放つと、朝倉はブチギレ。「てめぇだよ。てめぇ誰だよ!今からやってやろうか!」と立ち上がって詰め寄り、「全員やってやるよ。来いよ、来いよ。千葉全員やってもいいよ。今、喧嘩売ってきたんだからやろうよ」と、裏へくるように要求したが、萩原や溝口COOが必死に止めて場を収めて、一時収録が中断となっていた。

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