新井兄「神様」にならない!スタメンや

 お兄ちゃんは「神様」にならない。阪神・新井貴浩内野手(36)が24日、代打“転向”の空気を突っぱねた。

 新外国人ゴメスの加入で今季はレギュラーの確約がない。昨季もコンラッドの加入で新井の立場はいつの間にか「代打」と想定されていた。「腹の中では、は?と思っていた。状況は去年と一緒。そういうものにはもう慣れた」。今春もキャンプ、オープン戦を経過するうちに『一塁=ゴメス』は既定路線と化していくはずだ。

 「監督がどういうふうに考えるか。何があってもいいように準備はする」と、三塁用グラブも宜野座へ持参するが、基本的にはゴメスとガチンコ勝負する姿勢を貫いていく。

 この日は都内で護摩行師匠、池口恵観法主(77)主催の新年会に出席。壇上で「もう一度初心に戻り、がむしゃらにやりたい」とあいさつし、喝采を浴びた。「去年は体(故障の右肩)に不安があったけど、今はない。スタメンしか考えてない」。「代打の神様」と呼ばれるのは、まだまだ先でいい。

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