大山よ、阪神以外にライバルを作れ!新井氏の助言に呼応、侍入りにも意欲「経験してみたい」

 新井貴浩氏(43)=デイリースポーツ評論家=が、阪神・大山悠輔内野手(26)に「他球団の長距離砲」を意識することを進言した。阪神の4番も務めた同氏は自らの経験も踏まえ、巨人・岡本、広島・鈴木誠らに対して「負けない」という気持ちを持つことの重要性を説明。大山も「自分が勝つことによって、それがまたチームにプラスになる」などと前向きに語った。

  ◇  ◇

 新井氏「去年、大山選手は素晴らしい成績で4番を打った。自分が2005年に初めてタイトル取った時に黒田さんから、これからはチーム内での競争じゃなくて、外に競争相手を見つけた方がいいと言われてね。同じようなタイプの選手には負けないと思ってやった方がいいぞと。ベイスターズだったら村田修一。村田修一には負けたくないっていう気持ちでやってたの。だから大山選手も今後大きくなっていくために、チーム内に競争を求めるんじゃなくて、他チームの4番で自分と同じような長距離砲を見つけてほしい。今すごいライバルが多いと思う。鈴木誠(広島)、村上(ヤクルト)、岡本(巨人)、佐野(DeNA)。だいたい(年齢は)近いでしょ?」

 大山「村上と岡本が年下で、あとは同級生、同い年ですね」

 新井氏「今年はそういうふうにやってもらいたいなと」

 大山「今年タイトルというか、そういう争いの中に入って、そこに勝っていかないと。自分が勝つことによって、それがまたチームにプラスになるので。やっぱりそこに勝っていかないと、と去年強く思ったので、高い壁だと思うんですけど、そこに勝てるように、もっともっとやっていきたいなと思います」

 新井氏「今タイガースで日本代表のメンバーに入っている選手はいないでしょ。大山選手は食い込んでいけるレベルにある。サードで守備もうまい。今年はオリンピックイヤー。開幕からフルスロットルでいって、選ばれてほしいと思うんだけど、五輪への思いは?」

 大山「まずは自分のことと思ってるんですけど、やっぱり日本代表として国際大会を経験するというのは自分に絶対プラスになるというか、また違った部分が見えてくると思っているので、そこを経験してみたいっていう気持ちはあります。そのためにはもっとアピールというか、成績を残していかないといけないと思ってるので。開幕から成績を残せるように今から準備したいなと思ってます」

 新井氏「タイガースファンから見ても、応援してるチームに日本代表の選手がいないのはさみしいことだと思うし、そこに挑戦できるレベルにもうなっているし。代表のユニホームを着たら自分自身も成長させてくれるし、タイガースにも還元できるからね。ぜひ目指して頑張ってもらいたいなと思ってます」

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