久保建英 30年W杯へ若手にゲキ「今のメンバーに割って入る選手、まだいると思わない」 4年後“第二の故郷”で活躍誓う

 久保建英
 オランダ戦の後半、相手選手と競り合う久保(右)=6月14日
2枚

 決勝トーナメント1回戦でブラジルに敗れた日本代表の選手26人が敗戦から一夜明けた6月30日(日本時間1日)、それぞれの思いを語った。1次リーグ初戦のオランダ戦で負傷し、体調不良でベンチ外だった前回大会に続いて決勝トーナメントでの出場がかなわなかったMF久保建英(25)=レアル・ソシエダード=は「4年後は最初から最後までピッチに立てるように」と決意。チームの中核を担う男は、若手の突き上げの少なさに危機感を口にした。

 失意の敗戦から一夜、久保は淡々と今大会を振り返った。「1試合で僕は終わっちゃったけど、結構長かった。ピッチに出るだけが全てじゃないというのは、メンターの人たちもいて、いろいろ学ぶものがあった」。2度目の大舞台も不完全燃焼に終わったが「次もある」と、引きずる様子はなかった。

 主力としてチームを引っ張ってきた4年間だった。「当たり前だと思ってはいけないが、(代表に)いるのが当たり前になった」。第2次森保政権以降では24年元日のタイ戦と、国内組で編成された25年7月の東アジアE-1選手権を除き、負傷で選外となった3月の英国遠征までただ1人の“皆勤賞”だった。「呼ばれ続けるにはどうしたらいいか、分かってきた」と余裕も生まれた。

 そして迎えた2度目の祭典。期する思いは強かったが、無情にもアクシデントに襲われた。「結局、違った形で今回も最後までプレーできなかった」と落胆は隠せない。それでも「未来の話はしたくないが、4年後は最初から最後までプレーできるように」と必死に前を向く。

 モロッコ・スペイン・ポルトガルの3カ国共催で行われる30年W杯では29歳。中堅と呼ばれる年齢に差しかかるからこそ、チームへの危機感を口にした。

 「4年後、僕の下の世代が何人もW杯メンバーに入ってるかと言われたら、今の選手が劇的に衰えない限りは同じメンバーなんじゃないですかね。今はすごいレベルが高いし、それに割って入れるほどの選手は、まだいると思わない」

 実際に今大会では、久保が離脱した後の右シャドーで先発したのは33歳の伊東が2試合、28歳の堂安が1試合。ともに21歳の後藤、塩貝ら前線の若手選手は出場機会が限られた。「世代交代というより、押しのけて入ってくる選手が日本代表になる」と下からの突き上げを求めた。

 4年後は久保とゆかりの深いスペインも開催地の一つとなる。「できるならばメンバーに選ばれて、なおかつ1次リーグがスペインであればと、個人的に思っている」と声を弾ませた久保。2030年、“第二の故郷”で主役となってみせる。

編集者のオススメ記事

サッカーW杯最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(サッカーW杯)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス