森保監督「死に物狂いの相手。強い気持ちで」チュニジア戦へ決意表明 4年前は格下に敗戦「経験生かせるように」 前日会見

 ピッチを見つめる森保監督(撮影・中田匡峻)
 会見をする日本代表・森保監督
 W杯アジア最終予選の日本戦を前に、森保監督(右)と握手を交わすサウジアラビアのルナール監督(当時)=2025年3月
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 1次リーグF組で日本の森保一監督(57)は19日、第2戦のチュニジア戦が行われるメキシコのモンテレイ競技場で記者会見し、「チュニジアは監督も代わって、死に物狂いで戦ってくる。受け身にならず、相手よりも強い気持ちを持っていく」と決意した。出場メンバーに関する質問に対しては“無回答”。1次リーグ突破へ正念場となる第2戦へ向けて一瞬の隙も見せない構えを見せた。

 勝負に徹する強い気持ちは会見からも伝わってきた。森保監督は欠場が決まった久保に関する質問をスルー。初戦のオランダ戦からのメンバー変更についても「そこは(回答を)控えさせていただいてもよろしいですか」と、はっきり断った。勝てば決勝トーナメントへ安全圏、落とせば窮地に陥る一戦を前に覚悟がにじんだ。

 相手は日本戦直前に監督交代。「(1-5で敗れた)スウェーデン戦のチュニジアではない。全く別チームと戦うということを覚悟しなければいけない」と警戒する。就任したルナール新監督とはサウジアラビア監督時代の25年3月に対戦。5バックを崩しきれず0-0で引き分けた。「堅守速攻で、本当に守備の固いチーム。局面局面で厳しい戦いになる」と格下ながら油断はない。

 日本は過去のW杯第2戦で1勝3分け3敗と相性はよくない。突破に向けて、チームは17日に主将の板倉、最年長の長友を中心に2度目の選手ミーティングを開くなど、最大限の準備をしてきた。前回大会は、初戦に強豪ドイツを破った後、初戦で大敗を喫していた格下のコスタリカに敗れた。状況は酷似しているが「前回の痛い思いをした経験を今回は生かせるように」と、4年前からの進化を証明する。

 くしくもチュニジア戦が、1930年から始まったW杯の1000試合目。節目の一戦の当事者となることに「幸せ。1000試合という歴史にふさわしいような試合を繰り広げたい」と意気込んだ。同試合は高円宮妃久子さまが観戦予定で「すばらしい試合をして、殿下にも勝利を喜んでいただきたい」と指揮官。日本サッカー界、そしてサッカー界全体の歴史に刻まれる一戦とする。

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