森保五輪監督が代表次期監督に再浮上!兼任可能かが焦点 26日理事会で決定へ

 サッカー日本代表次期監督に東京五輪男子代表の森保一監督(49)が最有力候補となっていることが10日、分かった。就任すれば2020年の東京五輪代表チームとの兼任になる。この日、日本協会の田嶋幸三会長(60)がW杯ロシア大会の視察のために渡欧。外国人監督の有力候補に挙がっていたドイツ代表前監督のユルゲン・クリンスマン氏(53)について否定的な見解を述べ、一度は見送る方針だった森保兼任監督案が再浮上してきた形となった。

 監督を推薦する技術委員会では当初から、西野監督の続投を含めて日本人にチームを任せる意見が根強くあった。並行して外国人監督の招へいも模索。クリンスマン氏をリストの最上位に位置づけ、水面下で条件面など情報収集に努めてきた。ただ正式オファーには至っておらず、この日、田嶋会長も「(就任の可能性は)99%ないです。今のところは」と否定的な見解を述べた。

 W杯ロシア大会の敗退後、西野監督の退任が正式決定する中で、“再浮上”してきたのが、東京五輪代表を率いる森保氏の兼任監督案だった。

 大会前から兼任案は議論されていたが、負担の大きさなどから一度は見送る流れにあった。ただ、森保氏は西野JAPANを支えるコーチとして本大会の調整法や緊張感、現場の空気を肌で感じる機会を経験。選手との対話を密にするなどして結束し、ベスト16を成し遂げた日本人監督路線の継続こそが最大の代表強化につながるという声が高まり、ここにきて森保氏が最有力候補となった。

 五輪代表との兼任は最近では、02年W杯日韓大会のフィリップ・トルシエ監督が00年シドニー五輪代表監督も務めた例がある。ただ兼務は難しい、との意見もあるため補佐役をつけるか、森保氏を日本代表に専念させて東京五輪代表監督に新たな人材を据えるかなど、最善策を今後検討する。

 田嶋会長は近日中にロシア滞在中の関塚隆技術委員長と会談する予定。詳細を煮詰めた上で20日の技術委員会、26日の理事会での決定を目指すことになる。

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