田嶋会長、クリンスマン氏は「99%ない」 新監督人事は7月中をメド

 日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)が10日、W杯準決勝、決勝の視察のためロシアに向かった。出国前の成田空港で新監督問題について口を開いた。

 進捗状態を問われて、「いろんな人から(売り込みが)あった。外国人の方が多いですね」と数人から立候補があったことを明かした。コミュニケーションの問題でハリルホジッチ氏が解任となったが、「外国人でなく絶対に日本人でなければというのはおかしいと思っている。幅広くていいんじゃないかなと思っています」と国籍を問わず絞り込む考えだ。

 田嶋会長は今回のロシア滞在中に関塚隆技術委員長(57)と話し合いの場を設置し、選定を進めていく。平行して20日に都内で開かれる技術委員会で新監督の資質や基準などの議論を進めていく。

 「慌ててやるつもりもないですけど、ズルズル8月9月まで遅らせる必要はない」と話し、7月中をメドに選定する方針だ。

 また、最有力候補として名前が挙がっていた元ドイツ代表のユルゲン・クリンスマン氏については「そこは99%ないです。決してふさわしくない人じゃないし、優秀な人だし、人柄も素晴らしい人だと思うけど」と否定した。

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