侍ジャパン・坂本 ダルビッシュから頭脳絶賛「考えてるなというのが分かる」「頭がいい」3・7韓国戦で菊池と先発バッテリー

 話し込む坂本(左)、ダルビッシュ(右)ら
 ブルペンでの投球を終えた菊池(左)と話す坂本(撮影・伊藤笙子)
 キャンプ地を後にする坂本
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 「侍ジャパン強化合宿」(24日、宮崎)

 今年3月のWBCに出場する侍ジャパンは24日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎での事前合宿を打ち上げた。阪神の坂本誠志郎捕手(32)は米大リーグ・エンゼルスの菊池雄星投手(34)と初タッグ。22日にチームへ合流し、今合宿で初めてブルペン入りした左腕の投球を受けた。菊池は3月7日の1次リーグ2戦目・韓国戦(東京ド)での先発が有力で、坂本が女房役を務める可能性が高まった。アドバイザーのダルビッシュ有投手(39)からも絶賛された頭脳で日米通算121勝の大投手をリードする。

 合宿が終わっても、坂本の表情は引き締まったままだった。侍ジャパンの選出が決まってから、常に口にしている「勝ちたいだけ」。11日間、投手陣を中心に多くの対話を積み重ねてきたが、まだ本番は先だ。菊池や菅野が合流し、その先には山本もやってくる。捕手としての課題を洗い出して、最善のリードができる方法を考えている。

 そんな虎の正捕手が大役を担うことになりそうだ。この日は菊池が異例のブルペン入り。約3年間、ブルペン投球をしなかった男と18・44メートルの距離で向き合った。魂のこもった球を、かみしめるようにキャッチング。日米通算121勝のすごさを左手で感じ取った。

 「球も強いし、いろんなことを考えながら投げられている。寄り添っていきながら、また実戦でいろんなことを確認したい」

 投球後には入念に言葉を交わした。要求されたことの一つは構え方。「こんな高くていいんですか?」と驚くほど、今までの常識を覆された。「まず知るということが大事。その中でこちらも工夫したりしながらだと思う」。メジャー組の球を受けるのは初めてだからこそ、互いの意見交換を大切にしている。

 菊池は25日にバンテリンドームでライブBPに登板予定で、坂本も休日返上で参加。菊池からは「坂本くんが明日も来てくれるので、休みですけど」と感謝された。左腕は3月7日の1次リーグ2戦目・韓国戦での先発が有力。1戦目の台湾戦は山本-若月のコンビが予想され、2戦目は菊池-坂本のバッテリーとなりそうだ。

 まだ明言はしていないが、井端監督の起用の意図は推測できる。ピッチクロックやピッチコムへの対応に加えて、メジャー組との意思疎通は容易ではない。今合宿で全日程に帯同したアドバイザーのダルビッシュは「会話をしていても考えてるなというのが分かるし、頭がいいなと思いました」と坂本を絶賛。対応力の高さは持ち味の一つで、虎の頭脳が侍ジャパンでも求められている。

 本戦まで残り4試合。大谷、吉田、鈴木も名古屋からチームに合流する見込みだ。「その選手ともコミュニケーションを取りながら、個々もチームもどんどん状態を上げていきたい」。大事な日韓戦でのマスクまで、あと11日。今、この瞬間も野球のことで考えを巡らせているに違いない。

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